初代のアニメ「機動戦士ガンダム」の時代よりも少し前、一年戦争開戦前の話を描いた「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」からザク1がキット化されます。多分今現在ではザク1のキットとしては最高峰なのではないでしょうか。
ザク1 ガンダムオリジン デニム/スレンダー機
オリジン版のキットは今まで第一弾がシャア専用ザクⅡ、第二弾にガンタンク初期型、第三弾に黒い三連星の各高機動型ザクⅡと発売されました。
ガンタンク初期型も相当インパクトのあるキットでしたが、その後もモビルワーカーを2種類、いわゆるアイナザクなどかなりニッチなキットを連発してきました。
ファーストガンダム以前の未だMSが完成していない頃からの系譜をたどっているので、試作型のようなものが盛りだくさんです。
このザク1の前にも、ザクのモデッルとなったヴァッフという機体をキット化していますが、ようやくMSの第一号となるザク1が登場となりました。
HGUCでもザク1のキットは発売されていますが、2006年5月発売の商品なのでこの記事作成時からは10年前となります。その後ザク1はキット化にも恵まれず、今回のオリジン版での発売が第二回目となります。
ザク1は結構前には「旧ザク」なんて呼ばれたりしていましたが、ガンダム世界の設定が肉付けされていくに従ってザク1の呼び名に変化してきました。ザクⅡの方がよく目にする機会もあり、日の目を見ないザク1ですが、ジオン軍が初めて量産化したMSというガンダム世界の歴史では非常に重要なMSです。
上の2006年発売のキットと比べるとディティールの細かさと、メリハリのつき方が格段に違います。
弱々しいはずのザク1が本当に兵器っぽく感じられます。
ザク1のキットは今の所作ったことがないので発売が楽しみです。
HG ザク1 オリジン版を製作したのでレビュー
発売から少し経ってしまいましたが、製作しました。ザク1。
私は旧キットのザク1を作ったことがないので比較などはできないのですが、このオリジン版のザク1。かなりかっこいいです。
思っていたよりパーツ多目







デニム機とスレンダー機分の差し替えパーツが入っていることと、武装が多いということもあると思いますが、予想していたよりもパーツ数が多かったです。
最近製作したHGUC ギャンとか、鉄血のオルフェンズ系キットに慣れてしまったこともあり、ボリュームがあるように感じました。
強そうなザクⅠに驚き
デニム機
素組でデニム機のショルダー部分にシールを貼っただけの素組です。








腿の部分ががっしりしているので強そうに見えるのでしょうか。
あとこのディティールすごい好きです。墨入れしたりして、もう少しくっきりさせてみようかと思います。

ちょっと対艦ライフルの持ち方がよくなかったです。重そうに見えてしまってますね。

全体的に見て、合わせ目が出てしまうのは左肩のショルダーアーマー部分だけです。
他のところは特に合わせ目で機になるようなところはなかったと思います。
スレンダー機
続けてスレンダー機です。
右肩ショルダーシールドに付け替えて、ミサイルポッドのようなものをつけます。
バックパックにはバズーカをマウントすることが可能です。



他は特にこれといった違いはなさそうです。
デニム機にしても、スレンダー機にしても、かなり大型の武器を所持させても余裕で自立します。

重武装のザクⅠもかっこいいですね。
付属のマーキングシールもけっこう細かく、種類も豊富でしたので、貼り付けたら雰囲気が変わりそうです。
また前回のHGUC ギャンのようにつや消しまでやってみようかと思っています。
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